生き残る判断 生き残れない行動

これは読書感想文に毛が生えた程度のものでしかありません、
私個人の備忘録に近いものです。
しかし今回の震災から何かを学ぼうとされる方にとって、
この書籍そのものは非常に有用な示唆に富んでいることから、
紹介させて頂こうと思います。
書評のように高尚な類のものではありませんので、
体裁がチグハグなのにはご容赦を。

『生き残る判断 生き残れない行動
大災害・テロの生存者たちの証言で判明』

アマンダ・リプリー 著
  岡真知子 訳  光文社

以下、帯より引用。
> 9.11、ハリケーン「カトリーナ」、
> ポトマック川旅客機墜落、スマトラ沖地震
> 初めて明かされる生と死の分岐点
> 第1段階「否認」-現実を認められない
> 第2段階「思考」-ショックからの回復
> 第3段階「決定的瞬間」-生死を分ける行動
> 災害の最中にわたしたちになにが起こるのか?
> なぜほかの人より適切な行動をとる人がいるのか?

まず最初にお断りしなければならないのですが、
これはサバイバルのマニュアル本の類ではありません。

> 災害は予測できるが、災害に遭って助かるかどうかは予測できない。
> 逃げおおせられるプランを約束することなどだれにもできない。
> 生死がそれほど単純なものなら、この本はとっくに書き上がっているだろう。

定量的に具体的なイロハを述べる訳ではなく、
定性的な心得を述べるようなものです。
とはいっても、「パニックになるな」というようなものではありません。

> 彼らの知恵は、人間の体験のブラックボックスのようなもののなかにしまわれたままになっている。
彼らとは一体誰のことでしょうか?
別々の知見を有する専門家であり、
異なる知見が混じり合うことなく眠りがちであるという傾向を、
残念であるという一言で済ますことは出来ません。
今回の震災では、Twitter や Facebook をはじめとした
ソーシャルメディアが大きな役割を果たした、そして果たしていると言われています。
私はこのブラックボックスを開放して、新たな知を生み出す
“クラウド・ソーシング”の可能性に関しても考えてみたいと思います。

> いかなる種類の災害においても
思考や行動規範が、
> 第一段階「否認」、第二段階「思考」、第三段階「決定的な瞬間」をたどる

ということを前例を通して知っておくだけで、
十分に何かしらの価値を生むのではないかと強く思います。
その何かしらとは、有事の行動規範に「何故」という意味付けを与えるのではないでしょうか。

初回は以下をベースとして、書き出しています。
> 序文「人生は解けた金属のごとくなって」

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~ by kamakura : 2011/04/11.

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